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ドライブコース

【日光ドライブ③】戦場ヶ原から湯ノ湖へ|奥日光の水の流れをたどる大人旅

日光東照宮や華厳の滝までは行ったことがある。

でも、その先まで足を延ばしたことはありますか?

中禅寺湖のさらに奥へ進むと、“あの日光”のイメージが少しずつ変わっていきます。

かおり
かおり

こんにちは!元バスガイドのかおりです。

今回は、戦場ヶ原や湯滝、湯ノ湖など、修学旅行で聞いたことのある地名をたどりながら、“大人の奥日光”をゆっくりめぐってみます。

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1. 中禅寺湖のその先へ。竜頭の滝から始まる“大人の奥日光”

羊一さん
羊一さん

今回のドライブルートはこちら!

(参考:旅を面白くする観光地図 今八より)

華厳の滝や中禅寺湖までは、多くの人が訪れる日光の定番スポット。でも、その先まで車を走らせる人は、少し減るかもしれません。

中禅寺湖畔を抜けて奥へ進むと、景色は少しずつ変わっていきます。湖のそばを走る気持ちよさはそのままに、観光地のにぎわいは少しずつ遠のき、空気まで澄んでいくような感覚。

かおり
かおり

そんな奥日光の入口で迎えてくれるのが竜頭の滝(りゅうずのたき)です。

羊一さん
羊一さん

竜頭の滝…なんだかゾクゾクするような名前の滝ですね!

(1)ドライブの途中で立ち寄りたい”竜頭の滝”

(参考:日光市公式観光WEBフォトライブラリーより)

羊一さん
羊一さん

中禅寺湖へ流れそそぐ姿はなんだか竜のウロコのようにも見えますね‼︎

かおり
かおり

そうなんです!
滝つぼ近くの大きな岩が龍の頭のように見えることから付けられています。
約210メートルにわたって岩肌を縫うように流れ落ちる姿は羊一さんの言う通り、まるで龍の長い胴体が山をうねりながら駆け下りているよう。華厳の滝のような“ドーン!”とした迫力とはまた違って、こちらは生き物のような躍動感を感じる滝です!

2. 戦場ヶ原って本当に“戦場”だった?

(参考:日光市公式観光WEBフォトライブラリーより)

竜頭の滝を過ぎると、奥日光の景色はさらに大きく変わります。木々に囲まれた道を走っていると、ある瞬間ふっと視界がひらけ…

羊一さん
羊一さん

え、急に広っ!

かおり
かおり

羊一さん、ここは戦場ヶ原(せんじょうがはら)です!

修学旅行で名前だけは聞いたことがある人も多いかもしれません。でも実際に目の前に広がるのは、“戦場”という名前からは想像できないほど静かで広大な湿原です。

羊一さん
羊一さん

風が草を揺らし、遠くには山並み。にぎやかな観光地の日光とは、まるで別世界ですね!でも、こんな穏やかな場所なのになぜ“戦場”?なんですか?

かおり
かおり

実はここには、ちょっと面白い伝説が残っているんです!

(1)戦場ヶ原って本当に“戦場”だったの?

羊一さん
羊一さん

名前だけ聞くと、ちょっと物騒ですが…

かおり
かおり

「昔ここで本当に戦があったの?」と思ってしまいますが、実はそうではありません。

戦場ヶ原という名前の由来には、男体山と赤城山の神様が、中禅寺湖をめぐって争ったという伝説が残っています。

🐍 戦場ヶ原の名前にまつわる伝説

昔、男体山の神様は“大蛇”に、赤城山の神様は“巨大なムカデ”の姿になり、 中禅寺湖を自分のものにしようとして争ったといわれています。

最初は大蛇が優勢でしたが、ムカデは何度倒されても立ち向かってきたそう。 追い詰められた男体山の神様は、ふもとの村人に助けを求めました。

村人は神様のために弓を取り、ムカデの弱点だった目を矢で射抜いたことで勝負が決着。 その戦いの舞台になった場所が「戦場ヶ原」と呼ばれるようになった――そんな伝説が残っています。

かおり
かおり

大蛇が登場するのも、水辺や湖と深く結びつく“水の神様”として考えると納得です。伝説は昔話ですが、この景色が生まれたのには、ちゃんと自然の理由があるんです!

(2)実はここ”昔は湖だった”

この壮大な景色には“ちゃんと地形の理由”もあります。あの広大な戦場ヶ原、実は昔から“原っぱ”だったわけではありません。

かおり
かおり

このあたりはもともとは湖だったと言われています!

きっかけは男体山の噴火。

はるか昔、噴火によって流れ出た溶岩が川をせき止め、その結果、このあたりに湖ができました。その後、長い年月をかけて土砂や植物が少しずつたまり、水辺だった場所が湿原へと姿を変えていったのです。

羊一さん
羊一さん

つまり今見ている戦場ヶ原は“湖だった場所の名残”なんですね!

かおり
かおり

その通りです!そしてこの話、実は戦場ヶ原だけで終わりません…

羊一さん
羊一さん

えっ、じゃあ戦場ヶ原だけじゃなくて、この先の景色も水がつくったってことですか?

かおり
かおり

そうなんです!この先に出てくる小田代原(おだしろがはら)も、同じように火山と水の流れが長い時間をかけてつくった景色なんですよ。

羊一さん
羊一さん

ただ景色がきれいだなと思って見てたけど、全部つながってるんですね!

かおり
かおり

そうなんです♪ 今回の旅、実はただ景色を見ているようで、“水の旅”をたどっているんですよ。

(3)小田代原と光徳で感じる”大人の修学旅行”

(参考:日光市公式観光WEBフォトライブラリーより)

戦場ヶ原を過ぎても、奥日光の景色はまだ続きます。

次に現れるのが小田代原(おだしろがはら)。戦場ヶ原より少し静かで、どこか落ち着いた雰囲気の湿原です。有名なのは、湿原の中にぽつんと立つ一本のシラカンバ。

かおり
かおり

そのすらっと上品な立ち姿から、“小田代原の貴婦人” と呼ばれ、奥日光を代表する風景のひとつになってるんですよ!

さらに、奥日光は野鳥や花好きにも人気のエリア。

かおり
かおり

春から初夏にかけては、“ズミ”という白い花が咲いて、ほんのり甘い蜜を味わえることもあるんですよ🌸

羊一さん
羊一さん

花の蜜ってあの子どもの頃ちょっと吸ってみたくなるやつですか!?(笑)

かおり
かおり

そうです(笑)そして湿原では、ノビタキのような野鳥に出会えることもあるんです!

羊一さん
羊一さん

えっ、それって珍しいんですか?

かおり
かおり

本州ではこういう湿原じゃないとなかなか見られない鳥なんですよ。双眼鏡を持って歩いている人をよく見かけるのもこのエリアならではなんですよ!

(参考:日光市公式観光WEBより)

(参考:ノビタキオスの変身、旅する鳥奥日光letterより)

羊一さん
羊一さん

さらに進むと、空気がぐっとひんやりしてくる光徳(こうとく)エリアへ。このあたりまで来ると、森が深くなってきて、空気まで変わったような感覚。

かおり
かおり

実は、乳白色の硫黄泉が楽しめる光徳温泉もあり、ドライブ途中の立ち寄り湯にもぴったりなんです♨️そしてもうひとつのお楽しみが、光徳牧場のソフトクリーム🍦

羊一さん
羊一さん

こういう場所で食べるソフトクリームって、なぜか普段の何倍もおいしく感じるんですよね(笑)修学旅行では通り過ぎてしまった景色も、大人になるとこういう寄り道が妙に刺さりますね!

コース 内容
🥾 赤沼 → 戦場ヶ原 → 湯滝 📏 約6.3km
⏱ 約2〜2.5時間
🌿 王道コース。湿原・木道・湯滝まで楽しめる人気ルート
🚶 赤沼 → 戦場ヶ原 展望台周辺 📏 約2〜3km
⏱ 約40分〜1時間
🌿 気軽に歩きたい方向け。ドライブ途中でもOK
📸 赤沼 → 小田代原(貴婦人) 📏 約4km
⏱ 約1〜1.5時間
🌿 小田代原の貴婦人を見たい人におすすめ

(参考:駐車場、トイレ情報 日光湯元ビジターセンターより)

3. この水は、どこから来てどこへ行く?湯滝から湯ノ湖、湯本温泉へ

戦場ヶ原を抜けてさらに奥へ進むと、また景色が変わります。

かおり
かおり

ここで現れるのが、湯滝(ゆだき)です!

(参考:日光市公式観光WEBフォトライブラリーより)

羊一さん
羊一さん

華厳の滝のような“見上げる迫力”、竜頭の滝のような“流れを感じる美しさ”とはまた違って、目の前にドーン!と現れる豪快な滝ですね‼︎

かおり
かおり

高さ約70メートル、幅約25メートル。
駐車場からすぐ立ち寄れるのに、この迫力はちょっと反則級です(笑)。華厳の滝とは全く違い、迫ってくる迫力がものすごいです‼︎

羊一さん
羊一さん

「自然ってすごいな」と素直に思わされます!

(1)実は、この旅の水のスタート地点は湯ノ湖

(参考:旅を面白くする観光地図 今八より)

羊一さん
羊一さん

湯滝を見ていて思ったのですがこの水、一体どこからどこから来てるんですか?

かおり
かおり

羊一さん、この水は滝のすぐ上にある湯ノ湖(ゆのこ)から流れ落ちているんですよ!

羊一さん
羊一さん

静かな湖畔を歩いていると、さっきの迫力ある湯滝と同じ水とは思えないほど穏やかですね…

かおり
かおり

実はこの湯ノ湖、男体山の噴火によって川がせき止められてできた湖といわれています。

羊一さん
羊一さん

じゃあ、この旅で見てきた水って全部つながってるんですか!?

かおり
かおり

そうなんです!今回見てきた景色、実はひとつの“水の旅”なんですよ。

💧 奥日光から続く水の流れ

湯ノ湖

湯滝

戦場ヶ原(湿原)

竜頭の滝

中禅寺湖

華厳の滝

大谷川 → 鬼怒川 → 利根川へ
かおり
かおり

一番奥にある湯ノ湖から始まった水が、湯滝を落ち、戦場ヶ原の湿原をゆっくり流れ、竜頭の滝を下って中禅寺湖へ。

そしてそこから華厳の滝を落ちて、やがて鬼怒川、さらに利根川へとつながっていくんです。

羊一さん
羊一さん

僕たち、ただドライブしてたつもりが、水の旅をたどってたんですね!

かおり
かおり

そうなんです♪ 今回のタイトル “この水は、どこから来てどこへ行く?” の答えですね。

(2)最後は湯本温泉で“大人の修学旅行”を締める

(参考:日光市公式観光WEBフォトライブラリーより)

※こちらは源泉です。

そして、この旅の締めにぴったりなのが奥日光湯元温泉。

羊一さん
羊一さん

ふわっと漂う硫黄の香りがします!温泉地に来たな〜と感じるこの空気。最高です!

修学旅行で来たことがある人なら、どこか懐かしく感じるかもしれません。
でも大人になると、楽しみ方はちょっと違います。

温泉に浸かる。
足湯でひと息つく。
温泉まんじゅう片手にぶらぶら歩く。

温泉でほっとひと息…のはずなのに、不思議と「もう少し先まで行ってみたくなる」。それが奥日光の面白さかもしれません。

かおり
かおり

……とはいえ、せっかくここまで来たなら、このまま同じ道を戻るのはちょっともったいない気もします。

その先には栃木と群馬を結ぶ金精峠(こんせいとうげ)。山を越えれば、景色はまたガラッと変わり、今度は群馬・沼田方面へ。「日光の帰り道」だったはずが、気づけばもうひとつの絶景ドライブへ。

次回は、金精峠を越えて群馬県側へ。奥日光のその先に続く“大人の帰り道”を走ります。

4. まとめ

◎ 竜頭の滝・戦場ヶ原・湯滝…奥日光は、日光東照宮や華厳の滝とはまた違う“もうひとつの日光”が広がっている

 

◎ 戦場ヶ原という名前は、男体山の神様(大蛇)と赤城山の神様(巨大なムカデ)が戦ったという伝説が由来

 

◎ 実は戦場ヶ原や小田代原は、男体山の噴火と長い年月をかけた水の流れがつくった景色

 

◎ 小田代原の“貴婦人”、ズミの花、ノビタキなど、奥日光ならではの自然との出会いも魅力

 

◎ 湯ノ湖から始まった水は、湯滝 → 戦場ヶ原 → 竜頭の滝 → 中禅寺湖 → 華厳の滝へとつながる“水の旅”になっている

 

◎ 奥日光湯元温泉まで来たら旅はまだ終わりじゃない。次回は金精峠を越えて群馬県側へ続く絶景ドライブへ! 

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